春の訪れスズランのような袖で前足の抜けを防げるか?【ダックスの犬服】

スポンサーリンク

 

毎度の事ですが、ダックスの服を “ピッチリさせたくない” という勝手な理由がある私。
そんな理由から、袖のデザインですが肩をゆったりと作ってみました。
全体のメイン生地は、毛糸のようなムラサキ色のニットを使いました。

犬服春のニット生地

冬の犬服はこれだけでは静電気がバチバチです。
なので、いつものように裏地は帯電防止メッシュを使用しました。

裏地メッシュ

全体的に、今回の犬服は春の訪れ【スズランの花】をイメージしてみました。
いかがでしょう?

スズランそで
通常、このような袖はギャザーを寄せたりして “ふわっと感” を出します。
でもこれは、折り込んだだけです。

これまた イメージでお伝えするなら “ギョーザのヒダ” を作る時の感じです。

ダックスのそで

そして、やよい君とはるお君では前足の長さが全然ちがいます。
なので、折り込みの数を変えました。

スズランのそで
そしてこの袖ですが なぜミシンでギャザー縫いにしないかって?
実は・・・苦手(^^;)それだけです。

ギャザーを寄せて縫うって意外とうまくいかないんですもの。
(※過去のギャザーを寄せる記事は→こちらです)

それに、服のデザインに決まりなんてありません。
縫い方だって決まりなんかありません。
自分の好きなように縫っていいんです。
なんか違ったら変えればいいんです。

じゃないとストレスになるし、楽しくないですからね~ (^_-)

楽しくミシン


と、ここで【スズラン】について注意事項がありますので少しお話が脱線しますね。

スズラン (鈴蘭) の毒は強力

スズランの花言葉は、
「春の訪れを意味する」とか
「再び幸福の訪れ」
「くもりのない純粋さ」
などいい感じ(*^_^*)❤

ただ、犬を飼っているお宅は絶対に【スズラン】を置いてはいけません

なぜか?

スズランは春の訪れも表し、しかも幸せの再来!
そのうえ お花もかわいい!!

ということで飾りたくなりますが、実はすべて【毒】なんです。
丸くかわいい

スズランを活けた時の花瓶の水も
すっごい昔、花瓶内の水を飲んだ人が亡くなったという噂まであるくらいです。
なのでペットが花や茎をかじったり、水を飲んだりすると最悪 死んでしまう恐れがあります。
ただの噂や言い伝えなら良いですが、本当に本当だったらとっても危ないです。
気をつけましょう!

ただ【スズラン】の名誉の為に言いますが、
花言葉はとても良いので100%安全に飾れば、幸せが訪れるかもしれないですネ。

以上、余談でした (^_-)

ダックスの袖が抜けない服を作る挑戦

袖の長さがポイント?

本題に戻り、袖との戦いですが 今回このワキ下部分を少し短くしました。

ダックスのそで
ダックスが立ち上がる時、短足なので前胸の下辺りに足を置いてから立ちます。
その時に袖の裾を踏んでしまいます。
そして、前回のような感じになってしまいます。
しかし、袖の長さが短すぎると 散歩でワキがおもいっきり汚れます。
なんてったって短足ですから。

なので、袖の絶妙な長さを探りながら作っています。
現段階では、手根関節(しゅこんかんせつ)の辺りが限界でしょうか。

ダックスそで

人間でいう、手首になるかな?
その辺りの長さが限界値です。

ひとまずこれで完成させてみます。

デザインに迷ったらポケットが便利

次に、「仕上げはどんなデザインにしよう~」と悩んだらポケットが一番!です。
しかもポケットの周囲は【標準巻きロック】で、切りながらフチを仕上げてしまえばあとで楽ちんです。

春の犬服
これは一石二鳥!(※過去の標準巻きロックの記事は→こちらです)

ポケットの回りを折って縫わなくても良いので、ゴワつかず しかも軽い。
背中の好きな部分に位置決めし、グルッと縫い付けるだけです。

春の犬服
刺しゅうの【Since2011】は2人(匹)の生まれ年。

まだワンちゃんが赤ちゃんの時に あの震災がありました。
千葉も長い期間余震がすごかったですから。
揺れるたびにピーピー泣いていたのを思いだします。

今でも大きい地震時に鳴る 携帯電話のあの音で、ひどく怖がって泣いてしまいます。
TVで当時の音が流れても泣くので、聞かせないように気を付けています。
このへんは人間と同じでトラウマになっているようです。
なので、最後まで守っていこうと思います。

ダックスのそで抜け対策の服が完成

さて、ダックスの【袖が抜けてしまう】もしくは【袖を踏んでしまう】を回避するための服ができました。
ムラサキ色のニットが大人びた感じで正解ですね。

ダックスの春服

ボーダーなど柄がある場合は、少し手間がかかりますがきちんと柄を合わせましょう!

犬服の柄合わせ

いいですね~
いい感じ!

ダックスの春服ダックス春服ダックス春服
運動の様子も見たいのでお散歩に行きました。

ダックスの春服ダックスの春服
そうそう、ダックスは首輪より胴輪をおススメします。
胴輪の方が、首の気道等の負担やストレスが少ないようです。
首輪の時よりむせなくなりました。

ダックスのそで
ついでに、胸回りが守られます。
なんせ短足ですから(^_^;)
うんうん、袖もいい感じなのでこれで様子を見ましょう。

 

ワンちゃんは散歩も行ったし、撮影もして疲れちゃったようです。

スズランそで
少し休憩。


そして、起きてきました。

 

ダックスのそで抜けは永遠に?

はるお君。

ダックスそで抜け
ぉぉ!?
踏んじゃったのね~

ワンちゃんがクネクネ転がって遊んで・・・。

 

ダックスそで抜け

やよい君も・・・。

これは、立ち上がる時に袖のすそを踏むと こういう風に抜けてしまうんです。
また “おしい” ですね(^_^;)

日常の動きは問題ないんですが、
“転がったり”
“クネクネダンスをしたり”
だと まだまだ抜けてしまいますね。

残念でした。
またがんばりまーす !(^o^)!