【屋外犬の暑さ対策】自作の氷まくら&扇風機を併用する

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こんにちは。

暑さで体調など崩していませんか?
どうか、無理はしないでくださいね 。

犬の氷まくら

その灼熱の太陽。
夏になると冷房がない生活なんて考えられない!のような暑さです。
エアコンを考えた人ってすごいですね~ 感謝!

そしてこのところの気象は、ホントに異常だと思う時があります。

・雨が降れば、「降りすぎでしょー!」ゲリラ豪雨
・雪が降れば「どこまで積もるのコレ・・・」ちばデコレ
・風が吹けば「そこまで強く吹かなくても・・・」暴風
そして、晴れが続けば「うだる~溶ける~ (汗)」です。灼熱の夏

地球が怒っているのでしょうか。
それとも太陽に近づいているのでしょうか。

 

こんな中、外で生活しているわんちゃんはもっと厳しいです。
そんな異常気象のすべてを体感しているんですもの。

犬異常気象

犬が外で生活をするには個々の生活事情があったりします。
わんちゃん自身が室内生活が苦手な場合もあります。
それぞれ理由はあると思います。

お隣の工場のアルミちゃんは、ほぼ後者です。
屋外が大好き。

外飼いの犬夏

小さい時から室内は苦手です。
どうしても、外の生活がいいようです。

室内にいれると、排泄障害 (はいせつしょうがい) がでます。
ストレスからだと思われ おしっこなどを我慢してしまいます。
のびのびお外で育ったからでしょうね~
なので、夏の暑さ対策は毎年考えさせられます。

前年はこうだったから今年も・・・なんていかないんですね。
なぜなら、高齢犬だからです。(※2004年生まれ)

 

犬は、1年間で1歳の歳を重ねるわけではないんです。
早く歳をとってしまうんですね。
かなしいかな。

1時間が1時間経過・・じゃないんです。

犬の時間
1分も1秒も無駄にしたくないのが本音です。
だから、昨年とは違うんです。

 

そしてアルミちゃんは、2019年7月に まる15歳になって、昨年と違うことがもうひとつ。
(2021年現在は17歳)

仲良しのナット君がいない事。

外飼い犬

たまにケンカしながら、夏の暑さや冬の寒さは2人(2匹)で耐えてきました。
でも、今年はアルミちゃんひとりで頑張らないといけません。

 

お散歩も、ナット君と2人(2匹)じゃないと歩かなかったアルミちゃん。
でもそのお散歩だって、ひとりデビューできたんですもの大丈夫。

犬の氷まくら

もちろん、私も自動車鈑金工場のみんなも見守っています。※15歳の老犬ナット君は→こちら

外飼いの犬には氷まくら

そしてお外生活、いつもの夏対策にプラスアルファをします。
アルミちゃんたらまた歳をとり、だんだん眠っている時間も増えてきました。

老犬睡眠時間

なのでこの “眠る” ことを利用しようと思います。
その時に使うのが氷まくらです。
氷というより、保冷剤まくら

実は、前にもやったのですが、失敗でした。
ナット君が始めて見た枕に警戒してしまったんですね。
それを見たアルミちゃんも、拒否した感じです。
しかし今回はいけそうな気がします。
よく眠っているのがポイント!

【保冷剤使用の注意】保冷剤は必ずタオルや布などに巻いてください。
直接肌に当てたり、袋につめてそのまま犬に当てたりしないでください。
長時間当てていると凍傷になる恐れがあります。
また、予想しないケガを負う可能性もあります。

 

保冷剤入りまくら

氷まくらのカバーを簡単に作ろう

このカバーは、犬の保冷剤いじりの防止や 温まってしまうのを遅らせるために使います。
裸のままの保冷剤は、すぐに冷たさを失ってしまいます。
カバーをすることによって、それを少しでも遅らせようと思います。

(用意するもの)
1・保冷剤いろいろ(大小いろいろ) ※注意あり
2・フェイスタオル

この2点だけです。保冷剤はいつでも使えるように、常に冷凍しておいてください。

【重大注意】冷凍しても固まらないソフトタイプの保冷剤は、犬がかじって食べると死んでしまう恐れがあります。
かじってしまう犬には使用しないでください。
また、硬いタイプでも十分注意してください。
不安な場合は、密閉した袋に水を入れ 凍らせて保冷剤の変わりにしてください。

 

外犬に保冷剤まくら

そしてカゴなどへ入れ、冷凍庫にまとめておくと便利です。
【犬用保冷剤BOX】のように。

Yahoo!ショッピングで「保冷剤・クールパック」を検索

 

カバーにするフェイスタオルは、頂いた物やもう使わないようなものでOKです。

外犬に保冷剤まくら

保冷剤カバーの作り方【保冷剤がのとき】

まず、フェイスタオルを広げて、3分の1ほどを折ります。
だいたいで大丈夫です。

犬氷まくら

 

端っこの2辺を縫います。

犬の氷まくら

これで、氷まくらのカバーが完成です。

 

しっかり凍らせた保冷剤を入れます。

犬の氷まくら

それを枕のように巻きます。これだけです。
とっても簡単。

保冷剤カバーの作り方【保冷剤がのとき】

そして小さい保冷剤って、気が付くと結構たまっていますよね。

外犬に保冷剤まくら

いつか使おうと思って、とりあえず冷凍庫へ入れてしまいます。

その保冷剤、小さい場合はカバーへまとめて入れて使います。
上記で作った簡単カバーにプラス、真ん中を1本縫います。

こんな感じ。
(糸が見やすいように黒糸で縫ってあります。)

犬の氷まくら犬の氷まくら

作り方のご紹介というほどではありませんでしたね。

 

そして、小さい保冷剤は何個かをポンポンと入れてしまいます。
できれば、まとめて薄い袋へ入れておくと交換の時に楽です。

外犬に氷まくら犬に保冷剤まくら犬に保冷剤まくら

 

さっきと同じように、タオルを巻きます。
これをわんちゃんの所へ置いてから、ポンポン叩いて 平らにならせば出来上がり。

犬の保冷剤まくら

この、タオルで作ったカバーは何枚かあると交換するのに便利です。

【タオルは清潔に】

この方法は室内ではやらないでください。
犬が冷えすぎたり、保冷剤が溶けて水滴が発生し 水浸しの恐れがあります。

そしてタオルは、保冷剤の交換の度にぶら下げて乾かしてください。

ちばデコレ

中の保冷剤だけ交換して、カバーを濡れたまま続けて使わないでください。
カビが発生したりキノコが発生したり、時には害虫が水を求めてやってきます。

それから、不潔はダメです。
この暑さですし、アッと言う間に乾くんですもの干してください。
パッパッと振り回して、汚れをふき飛ばすだけでもいいですから干してください。
毎回洗わなくていいので、その都度交換してあげてください。
お願い致します。

犬に扇風機はムダってホント?

たまに

「犬に扇風機を使ったって、ムダらしいよ」と言う方がいます。
たしか、専門誌かなにかにも書いてあった気がします。
それ、犬に聞いたんでしょうか?

あくまでも個人的に ですが、まったくの無駄とは思っていません。

屋外でも扇風機は必須

 

犬に扇風機

犬小屋周辺の空気がムワ~っと無風で蒸してこもっているより、風を送って空気を流した方が環境に良いと思っています。

犬と話したわけではないですが、扇風機を回すと犬はホッとしています。
(※お外のわんちゃんには、扇風機よりも遠くに細く風を送れる “サーキュレーター” の方が向いている気がします)

 自動首振りサーキュレーター

 

犬小屋の直射日光を改善

次に、犬小屋の直射日光チェックをしてください。
日が当たるところは、日よけシェードもセットです。

扇風機は、その中の空気を循環してくれます。
首振りで動く風に合わせてアルミちゃんも動いています。↓

犬に扇風機

 

そいうえば、ナット君も扇風機に合わせて動いていましたね。
なつかしいです。

外犬の夏対策

そして扇風機は、今回の氷まくらとの相乗効果もあります。なんちゃって気化熱です。

 

例えば犬ってよく “あごのせ” をしますよね、

コレ↓↓犬のアゴのせやよい君

氷まくらでそれをやると、少しそこ(首回り)がウェットになります。
首回りの毛がいい感じに濡れるんですね。
そこに、扇風機(サーキュレーター)の風が当たるので少し冷えます。

触ってみたら、首回りがひんやりしていました。
だから扇風機は、多少の効果はあると思います。(※扇風機(サーキュレーター)は必ず首振りにしてください)

これは室内でも同じく、効果はあると思っています。
ただ、専門的なことは分かりません。
実践してみて「少し暑さが和らいでるかな」と思ったので、ご紹介させていただきました。
自分流ですのでご了承ください。


そして、アルミちゃん寝てくれました。なんか使ってくれると、可愛いですね。

外犬に保冷剤まくら犬の氷まくら

しっかり眠れているようで良かったです。

 

そして、
次の日もちゃんと寝てくれました!

外犬に保冷剤まくら

良かった。
かわいいですね。
3~4時間おきに保冷剤の確認をして交換してください。

この後、冷たくなりすぎると 自分でちゃんと頭をずらしていました。
考えているんですね、すごい。

屋外生活アルミちゃんのお昼寝光景が動画で出来上がりました。
アルミちゃんの応援よろしくお願いします。
※ただ今、動画練習中の私でした。

【追記】保冷剤の活用法がさらにアップ

もし保冷剤の数に余裕があるなら、ご飯や水の下へ置くとより良いです。
タオルに巻いて、袋に入れて。

犬ご飯下へ保冷剤犬ご飯下へ保冷剤犬ご飯下へ保冷剤

お水もしばらく冷たい。

愛情たっぷりサマーカットで涼しく

氷まくらを作っている間、工場のみんながサマーカットとブラッシングもやってくれていました。

犬の夏対策

雑?

ぶきっちょながら、愛情込めているのはわかります。

犬の夏対策

ん~ 分かるような、分からないような・・・。

犬の夏対策犬の夏対策

こうやって頑張って、今年も夏を乗り切っていこうと思います。

※【熱中症】犬の体を緊急で冷やしたいとき →こちらです

室内犬も熱中症に注意

室内生活のわんちゃん。
冷房があるからって安心してはいけません。
冷房を付けていても、位置の低い世界の犬には “どんよ~り空調” の場合があります。

扇風機は首振りで、風が床面を流れていくように回してください。
低い位置の犬にも冷気が届き、とても良いです。
そして、冷えすぎたときに犬が自分で避難できるよう、毛布やベッドを部屋の端っこに置いてください。

水分補給にも気を使ってください。
室内でも、暑さに弱い犬種は危険です。
できれば、水の入った器氷の入った器の2タイプ以上を置いてあげてください。

(※助けて!エアコンの最新機能が愛犬を危険にさらすは →こちらです)

 

犬に水と氷犬に水と氷

万が一、こぼしてしまっても予備があるし、氷もしばらく残るし安心です。

 

また、犬が自分で体を冷やせるように石などを敷いておくといいですよ。
置く場所は、落ち着く部屋の隅っこ。
始めは乗りませんが、おもちゃなどを置いておくと勝手に覚えます。
というか、「冷たくて気持ちいいなぁ~」って覚えてくれます。

【例】部屋の片隅で体を冷やす “やよい君”外犬に保冷剤まくら

この石は、ホームセンターでも売っています。
石の種類としては、数分触っていても「まだ冷たいな」と感じた石にしましょう。
しばらく触っていた時に、あたたかくなってくるような石は避けてください。

大理石や御影石がオススメ。

Yahoo!ショッピングで「白御影(G603) バーナー仕上げ」を検索

 

【最後に】

年々、暑さが厳しくなっていますので犬だけではなく、人間も熱中症に気を付けましょう。
そして犬と一緒に、異常気象を乗り越えていきましょう。

最後までありがとうございました。

 

※屋外犬にアルミプレートはおススメできない・・・→こちらです