「どうして他人の物を盗っちゃうの?」
「自分がやられたらイヤでしょ~?」
と、盗っ人に言っても聞いてくれそうもないですね。
う~~ん 困ったものです (-_-;)
でもそんな人達だって オギャーと産まれたときは普通の人間です。
途中間違えて、たまたまそちらへ行ってしまっただけです。
「そんなに次々と素晴らしい知恵が浮かぶなら、世の中に喜ばれる方面に使いませんか? きっとあなたは スーパーヒーローです。」
と、お伝えしたいです。
そして、昨今の悪さのブームは【リレーアタック】なる車の盗み方法。
リレーアタックという盗み方
これは、常に出ているスマートキーの微弱電波を利用して盗むやり方です。
スマートキーとは、
カギを差し込まないで 持っているだけでエンジンをかけるタイプのカギの事です。
ポケットやカバンに入れていてもエンジンがかけられる為、小さな電波が常に出ています。
電池を抜いていてもエンジンはかかります。
この微弱電波をキャッチできるグッズがあり、それを使って最低2人以上で犯行におよびます。
簡単にご説明すると、1人はターゲットの数メートル範囲内にいて常に電波をキャッチし盗んでいます。
このターゲットから離れない限り、電波は盗まれているようです。
その受信した電波を、別の人間が特殊なグッズを使い goodなタイミングでさらにキャッチして車を開錠します。
本物の電波がキャッチされリレーされていますので 正しい電波と判断され、エンジンだってかかってしまいます。
そして、あなたの大事な愛車は連れて行かれてしまいます。
犯行は【秒】です。
よ~く考えましたねぇ。
その後、遠くの別の場所でちゃんとエンジンがかかるように整備改造する部隊が待機しているんだそうです。
プロです。
海を渡って異国の地に着地します。
かわいそうな愛車さんです。
そうならないように軽く警戒してみましょう。
犯人かな?と思う行動は
知っていると知らないでは、だいぶ違います。
少しご紹介いたします。
駐車場や店舗など、停めるスペースがたくさんあるのにわざわざ自分のそばに駐車する
これはノーマルで、犯人の中でも横着なほうなんだと思います。
ターゲットの車がそばですので、犯行は速やかに出来ます。
ただ 怪しさ100%だし、ターゲットに気付かれやすいです。
ほとんどの場合は、駐車場内で散歩のごとくウロウロとターゲットを探しています。
ほかに、車内で寝たふりをして目的の車両がやってくるのを待っています。
車から降りた後、なぜか自分の数メートル範囲内に常にいる人
あたり前ですが、微弱電波を盗むのでターゲットと離れたくないんです。
だからパーキングのトイレの行列、ショッピングモールやホームセンター、ディズニーランド、のような人だかりの場所は気をつけないといけません。
犯人が近くにいても人が多いですから。
犯人がどの人?と分かりづらいです。
自宅の周辺でストレッチのようなおかしな動き
これは作業員を装ったり、背伸びのフリをし運動をするかのような動きで キャッチ出来る電波を自宅周辺で探っています。
多くの人が自宅の玄関や壁面に車のキーを保管していると思います。
しかし実は、家の中は安全ではないんです。
特に玄関や壁際は、外から電波を盗むのには数メートルの範囲内です。
自宅の壁が電波カット仕様なら問題ないですが、特別な注文住宅でない限りそんな壁にはしていません。
これを防ぐには家の中心か2階など、外から距離のあるところにキーを保管することです。
簡単にご説明しましたが、外出先では車を降りて施錠したら 何度か振り向いた方がいいと言われています。
“ 自分についてくる人がいないかどうか ” と。
こんなご時世はイヤですが、愛車を守るため仕方ないですね。
そして、犯人はリュックではなく斜め掛けのカバンが多いようです。
電波を盗むグッズの操作をしないといけないからです。
カバンをいじりながら自分の周辺に常にいる人は犯人かもしれません。
しかも、一度スイッチ操作をすれば後はターゲットについて歩くだけのようです。
犯人ではないかもしれませんが、一応警戒しておくと良いですね。
【注意】ただ、まったく無実の人を過剰に怪しんで揉め事にならないように気を付けてください。 判断が難しいところですが (^_^;) |
※2022最新 追記
宅急便を装い配達先のお宅を探してるふりをして住宅街をウロウロします。
その手には箱のような物を持っていたそうです。
実は、噓っぱちでキャッチできる微弱電波を探しています。
今後の窃盗計画を立てるためです。
こんな悪い人も昨今は確認されていますので、気を付けてください!
微弱電波をカットする
ここからが本題です。
結局、なんだかんだ言っても頭のいい犯人たちにはかないません。
この記事を書いている間にも、すでに別の方法が新たに出現して盗難されます。
しかし、やらないより今の時点で出来る対策をやりましょう。
一番知られているのは、キーをアルミホイールで包む です。
でも家に帰るたび、アルミホイールに包んでは出して・・・は結構面倒ですよね。
というか、玄関にコレはカッコ悪いですね~
何度もやっていると、アルミホイールだって劣化し破れます。
なので、それよりは少しマシな方法をご紹介します。
200円の土鍋が車を守る【自宅編】
今回は、身近なもので電波をカットして 安全に鍵を自宅収納しようと思います。
そして、今回の結論。
「土鍋の中に しまっちゃいました!」
さっそく作りましょう。
土鍋で電波カット収納の作り方
【用意するもの】
・土鍋 (今回はダイソー200円)
・アルミホイール + 布
・両面テープ
1・土鍋本体の底面に両面テープを貼っておく
―――― ここから手袋をしてください (アルミホイールが傷つかないようにする為) ――――
2・アルミホイールを大きめに切って本体底面に貼る
3・アルミホイールが破れないように丁寧に土鍋本体に沿って貼る
※このとき絶対に穴をあけたり、切れたりしないように注意します。
土鍋のフチに型がついたら、余分なアルミホイールをカットします。
そのとき、切りすぎないようにしてください。
フタとの接面がない位に切ってしまうと、隙間が出来て電波がもれます。
なので、少し残しすぎたかな?くらい残して切ります。
不安なときは、完成までこのまま切らなくても大丈夫です。
4・土鍋のフタをアルミホイールで包む
このとき1枚でもいいのですが、より確実に包めるように2枚にする方が良いです。
フタの全体が包まれました。
そして、布カバーをしたら隠れてしまう部分ですのでこのままでも良いのですが、気になる方はアルミホイールをカットしましょう。
5・布をカットしてフタのカバーを作る
今回は、地味~な柄ですが、お気に入りの生地やインテリアに合った柄の生地にすると楽しいですね。
布の上にフタを置き、3~4センチ大きめに布を切る
フタを表にして、布をかぶせる
ヒモを縛ったら、布のバランスを整えてフタが完成!
6・本体にフタをして押しつけ、フチ部分同士のアルミホイールを密着させる
7・フタを開け、余分なアルミホイールがあればカットする。
8・フチ回りにビニールテープを貼って安定させる。
9・出来上がり
電波が漏れていないか、確認する方法
(ここは、知人の大ジーさんに手伝ってもらいました、ありがとう。)
1・土鍋にキーを入れてフタを閉めます。
2・土鍋を持って車のそばへ行き、車のドアノブを触れてみる
いかがですか?
ドアは反応しましたか?無反応ならOK!成功。
ドアが開錠されてしまうのは失敗です。
土鍋の本体のアルミホイールとフタの間のどこかに隙間があるのでしょう。
それか、アルミホイールが破けていたり穴があったりだと思います。
直すのが面倒なら、アルミホイールをもう1枚追加してみましょう。
そして、土鍋のフタがちょっとでも開いているとこれもまた開錠してしまいました。
ドアが反応しなければ【電波カットの成功!】です。
はい、玄関に土鍋。
帰ってきたら、玄関でもこの中へキーをしまえば安心です。
いちいちアルミホイールに包む手間も無し!
ぜひ、お試しを(^_-)
外出先でリレーアタックから車を守る
自宅での方法はわかりました。
ただ、外出先で土鍋を持って歩くわけにはいきません。
外出先の電波カット方法は・・・・・残念。
納得のいく確率の電波カットが出来ませんでした。
鍵の向きやしまい方、距離や持ち方などで 成功したり失敗したり・・・。
電波カットの確率はだいぶ低かったので まだ保留です。
そして結論ですが、外出先の場合はカッコ悪いですが【アルミホイールで包む】が今のところは確実でした。
市販品で電波をカットするという商品が色々ありました。
でも、布関係ではどれもあまり100%の安定は期待できません。
ただし、電波カットというよりは 電波の減少は結構しているようでした。
中には、きちんとリレーアタック対策ができている商品もあったので 吟味して試してみると良いのではと思います。
Yahoo!ショッピングで「電波遮断ポーチ・リレーアタック防止」を検索
電磁波シールド生地ってリレーアタックにはどう?
次は聞いたことがあると思いますが【電磁波シールド生地】。
この気になる電磁波シールドの生地を買って、自分なりの検証をしてみました。
結果、
特殊な電磁波シールド生地も使ってみましたが、普通にドアは開錠出来てしまいました。
なので×。
わずかなのかどうかは分かりませんが、導電しているということになりますね。
もしこの電磁波シールド生地がうまくいったら、キー収納ケースを作って皆の愛車を悪い人から守れるぞ!と思ったのですが残念でした。
買ってしまったこの生地は非常に高かったので、他の使い道に悩むところです(-“-)
アルミホイール対策には かないませんでしたね。
そのアルミホイールも、それを使って鍵が入るポーチを作ったところで いずれ破けて電波はもれますので絶対ではありません。
なので注意が必要です。
市販の電磁波シールド生地で作った電波防御巾着袋
お次はこちら。
「スマートキー車の盗難を防止するために、この袋の中にカギを入れておきましょう」と売っていました。
しかし、なんの抵抗も無くチャチャっと開錠できてしまいました。
まったく使えませんでした。なので×
2つ買っておいたので2重袋にして、折りたたんでやってみたのですが、残念でしたこれも×。
こちらは、生地が強いので小物収納袋として使うことにしましょう。
医療現場で活躍の柔らかい電磁波シールド生地
主に電子レンジなどから出る電磁波をガードしようというシールド生地です。
医療現場や衣類として扱うには、柔らかく伸縮性もあり肌感も違和感ないので良いと思います。
1日中電子レンジのそばでチンをしている等・・・ならおすすめでしょう。
リレーアタックに関しては問題外です。
当然ですが、電波モレモレで使えませんでした×。
電磁波の種類が違うのかなぁ~?波長かなぁ?頭が悪いからわかりません。
ただ静電防止、抗菌性、防臭性ありなので、かなりお高くなりますが、セレブ用?犬服の裏地で使わせていただこうと思います(^_^;)
ということで、ゆる~くですが リレーアタックを防止できるか試してみた結果でした。
この先まだまだ電磁波のカット技術は進化すると思うので、楽しみです。
【最後に】
電波は直線ではなく回り込みますので、きちんと囲いましょう。
そして、電磁波遮断といっても簡単には説明できないようです。
突き詰めると非常に長――く時間がかかります。
吸収や反射、種類や状況・・・等々。
ねーさんのようなド素人は、世に出たものを試すしか方法がないわけで・・・(p_-)
なので、また新たな情報が見つかったらご報告いたします。
【追記】↓一応これ大丈夫でした。ただ、100%ではないです。
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ということで、今のところ総結論。
【外出先でのリレーアタック防止法】= 降りて車のカギを閉めたあと、すぐにアルミホイールで包んでしまう。に とどまっています。
最後まで ご愛読ありがとうございました!
わんちゃんからも 感謝!