今回、ビニールシートとタオルを縫い合わせて袋を作ります。
ビニールシートといえば、コロナウイルス感染防止対策として店舗などで見かけます。
そして、このビニールシートってミシンで縫うなんて意外とやらないですよね。
ミシンのあちこちに ピタピタくっ付いて縫いにくいですものね。
滑りが悪くってイラッとすることもあります。
でも、これが意外と簡単な方法でくっ付かずに縫えるんです。
まずはいつものように結論から。
ビニールシートがミシンにつかないコツ
用意するのは “マスキングテープ”
それを貼るだけです。
コツは斜めに貼ること。
真横にシマシマに貼るとくっ付きやすいです。
これだけ。
ただ、ミシンの角の下までテープは貼ってください。
そうしないと、ミシン角にビニールがくっ付いてしまう時があります。
他には、ミシンに布を敷いたり ビニール自体に布や紙を敷いたりもします。
ただ布はズレやすいのでテープ貼っちゃった方が良いかなぁ~と、個人的には思います。
ビニールが通るラインまで貼ります。
今回こんな簡単なことですが、この方法できんちゃく袋を作りました。
ぜひやってみてください。
そしてビニールシートをなぜ縫うの?って
実は「巾着袋を作って~」と頼まれました。
中に入れる物は非常用の明かりやラジオなどを装備したライティング。
それにソーラー充電がついているから真っ暗にしちゃダメかと思いまして・・・。
Yahoo!ショッピングで「ホワイトレスキューライト」を検索
便利そうですね、非常用ライト。
作った袋はビニールシートが小窓になって、中身の確認がしやすいです。
また、注文主さんのお家に使い古しのタオルがいっぱいあったのでそのタオルを使いました。
捨てるのはいつでも出来ますから、何かに活用しましょう!とのこと。
まずは簡単に作り方をご紹介します。
ビニール窓付きオリジナル巾着袋
タオルは非常時には重宝しますのでどんどん使っていきましょう。
そして、タオルをカットした後の端っこの処理はいつものロックミシン【糸取物語】です。
切りながら ちゃちゃっと縫えます。
次は、ビニールシートを準備。
今回は0.2ミリ厚の透明を使います。
0.2から0.3位の厚みがほど良いです。
タオルと合わせて縫っていきます。
この縫い合わせは、JUKIのキルトスペシャルを使って直線縫いをします。
このミシンも押えを変えるといろんなことが出来て重宝しています。
Yahoo!ショッピングで「JUKIミシン・エクシードキルトスペシャル」を検索
そして、ビニールの縫い合わせですから使う押えを変えましょう。
【スムース押え】です。
付属品なのでありがたい。
裏面 (底面) は ↓こんな感じ。
ザラっとして ビニールを縫いながらしっかり送っていきます。
スムース押えのミシン設定は特にないですが、縫い目は長い方が良いです。
私は、4.8とか5にしちゃいます。
これが例えば2とか小さいと縫い目どうしが近く(狭く)なります。
すると どうなるかというと、
ビニールに開いた針の穴どうしが近いので、切れやすくなります。
ビニールが切れてしまうということは、結果 強度が弱くなります。
さてと、縫ってみましょう。
ビニール面が上です。
ゆっくりが良いです。
縫い目は大きく 広く。
はい、ビニールとタオルがつながりました。
この後はロックミシンで切りながら、両端を整えます。
先ほどご紹介した、マスキングテープを貼ってくっ付きを防止しながら縫います。
いい感じに縫えました。
仕上げの縫い合わせをして、ヒモ通しを縫って、完成。
ヒモのエンドは無しでいいとの事なので、縛っただけです。
ここにエンドを付けると またいい感じになります。
・ループエンド
非常用のソーラーライトを収納。
取扱い説明書も一緒に入れておいた方がいいですね。
では、
お届けに
いってきまーーす (^^)/