ノースリーブは正しくは【スリーブレス】
ご存知のノースリーブ(No Sleeve)とはその名の通り「袖がない」という意味のファッションの服です。
定義が「袖がない」という事だけです。
なので、袖のない服はぜーーんぶノースリーブという事になります。
そして、この【ノースリーブ】という言葉は日本で出来たので和製英語なんだそうです。
だから外国人と話すときや、外国に行ったときなどは
【ノースリーブ】は、まったく通じないので注意してくださいネ
正しくは【スリーブレス(sleeveless)】です。
ちなみに襟(えり)があるとか 無しなどのデザインは関係ないそうです。
あの芸人さん “スギちゃん” のデニムの上着もノースリーブ【スリーブレス(sleeveless)】のチームになるんですね。
余談でした。
そして、この流れでもうお分かりかと思います。
今回のダックスの夏服は【ノースリーブ】に決定しました。
※ここからなじみのあるノースリーブと使わせていただきます。
さてさてご存知の方もいらっしゃると思いますが、ねーさんは長らくダックスのそで抜けと戦っています。
(※過去記事はこちら)
しかし、夏服に袖は付けたくないので戦いは一旦停止しています。
犬服製作の基本中の基本
「なるべく軽く、なるべく涼しく、なるべくワンちゃんの負担にならないように」
これをコンセプトに作りすすめていきます。
そして、使う生地には防虫効果があるとさらに良いです。
そして、いつもの結果から報告。
出来ました。
ノースリーブの良さは骨回りがストレスフリー
今回の肩無しタイプのノースリーブは、前足付け根あたりにある 骨回りがフリーになります。
骨?と思うかもしれませんが触ってみるとわかります。
あっ、いつもの事ですみません(^_^;)
モデルのやよい君 寝てしまいました。
が、ちょっと失礼して・・・
前足だと矢印 の辺りに ポコっとあります。
他のワンちゃん達もそうですが、走ったり歩いたりとすべての動作に連動して この辺りの関節が動きます。
ダックス君も短い前足をがんばって前に出すんですよね~
かわいいのなんの (*^_^*)
でも服のサイズが合わなかったり、ダックス用のデザインでなかったりすると
この部分に服の縫い目や生地のフチ回りが当たって擦れたりします。
ダックスやコーギーの場合、前足も短いため前に出す時の負担がだいぶ多くなります。
そうすると、違和感でそこを引っかいたりするときがあるんです。
かわいそうですよね~
ならば、生地が当たらないようにすれば一発解決です。
ワンちゃん的にも今まで以上に動きが楽になると思われます。
ということで今回の【ノースリーブの夏服】ができました。
さっそく作り方を、サッとご紹介。
夏の犬服にはメッシュが必須
白いメッシュ生地は伸縮もあり夏に涼しくおすすめです。
胸の前は ステテコのリメイクです。
もらって来た綿素材ですが、まったく伸縮はしません。
しかし、今回のデザインならギリギリ フォローできます。
日頃から綿のプリント生地はすてきな柄や種類がとっても多いので「使いたいなぁ~」と思っていました。
ただ、まったく伸びないので犬の服としては諦めていました。
でも今回、少しだけ作り方を変えてみたら意外と着替えも大変ではなかったので良かったです。
↓ まずは、先にフチテープを付けました。
↓ そして、肩もないので首部分を仮止めします。
↓ ついでに重なりの合わせを2パターンで変えてやってみます。
↓ 背中部分のすそは、ステテコリメイク生地を使いました。
ワッペンを刺しゅうミシンで作り、ネームをいれて(^_-)
できあがり~。
きちんと待てたのでご褒美にお散歩。
景色にも合っていますね。
ダックス特有の胸の出っ張りもしっかり生地内にしまい込めました。
はるお君も満足そうですね (^^)
↓ やよい君の短足度はハンパないですが 胸回りもバッチリです。
みなさんも是非作ってみてください。
作品の幅が広がります。
伸びない生地で犬服を作る時の注意点
最後に伸びない生地で犬服を作る場合に気を付ける点を書いておきます。
まず気を付けるのは、必ず背中部分は伸縮する生地を使ってください。
×【たて】への伸びではなく、◎【横】方向に伸びるように使ってください。
伸縮方向を間違えると、着替える時にワンちゃんが痛い思いをしてしまいます。
もしかして、これをきっかけに服を嫌がってしまう恐れもあります。
なので、ほんとうに注意してください。
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今回は夏っぽくアロハな雰囲気を出したかったので、ステテコのリメイク生地を使いました。
最後までありがとうございました (^^)
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