こんにちは。
前回のコンビニコーヒーのMyカップカバーの続きです。
(※前回の底面が丸いタイプの記事は→ こちらです)
さっそく始めます。
カップコーヒーの冷めるのが少しでも遅くなるように、カバーを作ってみました。
これは保温保冷シートを使っているので、冷たいコーヒーでも使えて水滴防止にもなりますよ!
でも前回、ササっと作ったら失敗してしまいました(-_-;)
このように “小さな底面の筒縫い” で失敗している方は多いかと思います。
まずは、この失敗したコーヒーカップカバーの手直しからご紹介します。
仕様変更します。
結局、底面があるタイプはやめてほどいちゃいましょう。
そのあとに、フチテープを縫い付けて完成させましょう。
【そして、新規作製方法は記事の後半にありますので是非ごらんください(^o^)】
それでは、底面をほどいて平らな生地になったらフチテープを縫い付けます。
今回は職業用ミシンの4つ折りバインダーで縫ってみます。
(過去の4つ折りバインダー使い方の記事は→こちらです)
はい、底なしの筒状タイプになりました【修正完了】
か、かんたん・・・。
こんなんで いい~んです(^_-)★
プロのような筒縫い専用ミシンなんて持っていませんものね~
ということで、筒縫いが苦手な “わたし&あなた❤” のために仕様変更して作っていきましょう。
とっても簡単だし、持った時のカップの熱さや冷たさから解放できるので是非作ってみてください。
だれでも簡単に作れるスポっと差し込むこの筒タイプを作りましょう。
カバーにおススメの生地と保温保冷シートは?
使う生地は、レースなどのようにあまりスケスケな物は向きません。
また、天にかざした時に向こうが見えそうな薄い感じの生地もやめましょう。
いくら保温保冷シートを合わせても、その効果はまったく半減以下になってしまいます。
それ以外の生地なら、お気に入りの服のリメイクだろうが、ジーンズや冬の上着だろうが 何でもOKです。
もちろん布にオリジナルのプリントを施しても可愛いです。
そんな楽しい生地を準備しましょう。
次にアルミ保温保冷シートを用意します。
今回作るタイプは縫い合わせも少ないので 厚めのタイプでもOKです。
というか、厚めのタイプを使った方がしっかりきれいに仕上がりました。
【例】私はコレを使っています。↓
この厚めのアルミシートの場合、気を付けるのは
保温保冷シートの厚み分だけ、型紙のサイズは大きく作る必要があります。
少しでも保温保冷効果を高めるために、高価でも質の良いアルミシートを使うことをおススメします。
型紙の作り方
前回と同じく一番簡単なやり方は、カップコーヒーの外紙をはがします。
そのはがした紙を書き写してしまいます。
これは実寸です。
次は、上のフタ部分をカットするので5~10ミリほど短くします。
カットしたい長さを何か所かマークして、
曲線定規でつないで線を引きます。
あっそうそう、この場合の線を引くときは クロバーの曲線カーブ定規がおすすめです。↓
はいっ、型紙できました。
チョー簡単(^_^;)
今回使う保温保冷シートは、縫いしろは無しで実寸でカットします。
次に、布は左右に縫いしろをとります。
↑ 保温保冷シートとサイズが違いますので注意してください。
もし不安ならば保温保冷シートは巻いて確認してみましょう。
【注意】上記写真は間違って巻いた場合です。 正しくは写真と逆で、アルミ部分が内側になるように巻きます。(写真がなくてすみません) これは、シートに厚みがある為、円周の長さが変わってしまうからです。 これを間違えると後でショックを受けるので気を付けましょう! |
カットしたラインがぴったり合えばOKです。
カーブを縫う時のフチテープの生地
ここまでくれば、後は生地と保温保冷シートを縫い合わせるだけです。
この時ロックミシンがあるなら、周囲をグルっと縫います。↓
●ロックミシンが無い場合 ↓
実用ミシンで普通に直線で縫い合わせます。
布の裏面と保温保冷シートのわた部分が合わさるように縫い付けます。
次は、フチテープを縫い付けてほぼ完成です。
しかし・・・選ぶ生地を間違えたようです。
思った以上にカーブがあったようで(-_-;)
伸びないしっかりした生地でフチを縫ったら、ヨレてしまいました。
この程度は 既製品でもよーく見かけますが、
気に入らん (-“-)
です。
伸びる生地でヨレを解消
これを解消するには、伸びる生地を選んでみます。
多少でも伸びる方が良いと思います。
そして究極選んだのは、ニットテープ。
すでに2つに折れていますのでチョー簡単に縫い付けられます。
そして、微妙に長さが違うような気がします。
まぁ~そんな気がするだけなのですが、一応長さが長いと思われる方を、表の面に合わせ使います。
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比較するため、先ほどの黄色いタイプに追加でやってみますね。
まず、2つ折りになっているニットテープを開いて
ニットテープの端っこと縫った糸が隠れる位置に合わせます。
【ほつれ止めをロックミシンで処理した場合】は、端っこが隠れるあたりに縫い付けます。↑
【実用ミシンで直線縫いした場合】は、ニットテープの真んあたりを合わせて縫っていくと綺麗に縫えると思います。↓
まずは、ウラ面が縫えました。
●ロックミシンの場合
●直線縫いの場合
当然ですが、ほつれ止めの処理方法に関係なく同じ見た目に縫えました。
次に、同じく表側の面も縫っていきます。
●ロックミシンでほつれ止めした場合
茶色い直線縫いの糸は、先ほど裏を縫ったときのものです。
見づらいですが、白いフチの糸がロックミシンで縫った糸です。
この2点を隠しながらニットテープを縫っていきます。
●直線縫いで仕上げる場合
こちらはフチ処理をしていないので、黒い直線の糸だけ隠しながら縫っていけばOKです。
フチテープが縫えました。
この後は、筒にして縫い合わせるだけで完成です。
黄色は上のラインはヨレがあるままにしています。
底面がニットテープで縫ったところ。
直線縫いタイプ、
青いタイプ、
どちらも良くできました(^o^)
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布プリントのモデルは やよい&はるおでした(^.^)