ふらっとろっくが届いたら1番にやること
便利なミシン、ふらっとろっく。
このミシンが届いたら、真っ先に写真を撮ってください!
ダイヤルの部分は特にいろんな角度で撮るのがあとで後悔しないコツです。
ふらっとろっくの糸調子は設定を崩してしまうと、どうにもこうにもならず 投げ捨ててしまいたくなります。
始めに届いた時のミシン設定なんて、保存しませんよね。
言ってくれれば写真に撮っておいたり、メモを取ったりするんですけど。
ホント、やる気がなくなりますよね~
にっちもさっちも・・・です。
わたしもそうでした。
だから届いたときの写真を撮るようにみなさんに伝えています。
いじってしまう前に、教えてくれていれば・・・と思ったからです。
まっ、後のまつりなので前向きにいまだ戦っていますが、ようやく糸調子が落ち着いてきました。
なので、参考になればいいなぁと思って、一応ご報告いたします。
過去のふらっとろっくの戦いの記事は→(こちら)
そして今回は、初歩的な部分に戻って糸調子の確認をしていこうと思います。
これは、わたし自身がミスっていたので、糸調子でお悩みの方のヒントになったらいいなぁって感じです。
初歩的な糸通しの確認
①押え金は上へ上げてありますか?
これが上がっていないと、糸調子ダイヤル部分がロックされているようなものです。
必ず上がっているのを確認してください。
②糸調子ダイヤルは開いていますか?
※このダイヤルは届いたら必ず写真を撮ってください。
①の押え金を上げると、赤い矢印 ↑ の部分が少し開きます。
ほんの少しなので押え金を上げ下げして、見てみてください。
隙間がちょっと開くのが分かります。
するとダイヤルが黄色の矢印の向きにスライドして動きます。(開く)
そしてもう一度確認ですが、押え金はいじったら上げておいてください。
③糸かけは、力強く
このダイヤルへ糸をかけるとき、ただ通り過ぎていませんか?
ふわっとかけていませんか?
それではダメです。
グっと、行き止まりのような手ごたえがあるまできちんと引っ張ってください。
ここに糸をかけるとき★部分の糸2カ所を両手で持ち、黄色の矢印方面へ強い力で引っ張ります。
ガツっ!とか、ググっ!のように、行き止まった感触です。
これ以上行かない 当たった感触になります。
スルっ!ではダメです。
ちゃんと奥まで、ググッと当たるまで引っかけます。
糸をかける場所すべて1~3ヵ所 (赤/黄/緑)全部です。
今回の場合は、左針と右針のダイヤルです。(中央針はお休み)
よく “左針のダイヤル部分だけカチっとかける” なんていいますが、使う場所全部しっかり糸をかけます。
糸が切れる?まではいかないですが近い感じです。
ここ、結構大事です!
④作動送りレバーは【N】ですか?
絶対に【N】です。
ひとまず、ここまで確認して糸を通してみてください。
押え金はまだ下ろさないでください。
糸のたるみの確認
次に、糸の張りをそろえてしまいましょう。
張りは、糸コマから 針の出先の方まで通した糸が、極端にたるんでいないかの確認です。
押え金をまだ下ろしていないので、この3本の糸は引っ張れます。
(押え金を下ろしてしまうと引っ張れません)
まだ糸調子ダイヤルが開いているから たるみが修正できるんですね。
今回は、左針・右針・ルーパー糸の3本なので3本をまとめて引っ張ります。
すると、たるんでいた糸が引っ張られてちゃんとそろいます。↓↓
↑↑ 上の画像のようなたるみがなくなります。
試し縫いをして様子を見てみる
次に押え金の下に生地を置いて、ここで押え金を下げます。
そして、ためし縫いをしてみましょう!
あまり神経を使わずに、ダダッーと。
どうぞ。
多分1回目は合わないです。
なんだか つった感じかもしれません。
でも大丈夫です、ここからです。
次は、今の生地もそのままの状態で押え金を上げます。
するとカチっ!となって糸調子ダイヤルが開いてゆるみます。
押え金を上げたそのまま、“縫った布” と “糸(空環)” をしっかり持ちます。
それを、左斜め向こうへ勢いよく引っ張ります。
布と、空環をしっかり持つんです。
このとき、3本の糸がブチッとか引っかかる感じになってしまったら 頑張って初めから糸通しをしてみましょうね。
スムーズに3本の糸が引っ張れればいい感じ!です。
でもまだ、こらえてくださいね~。
わんちゃんも応援していますからね。
じっくり試し縫い
いじらないでそのまま2度目。
さっきの空環は切り離してもいいですし、切らないで向こう側へどかしてもいいです。
そして、再度生地を置き(セットして) 押え金を下げます。
めげずにもう一度ダーーって縫ってみてください。
さっきより、糸調子が合っていませんか?
私は、これを何度かやっていたらやっと合いました。
糸交換をしても、糸調子は大丈夫でした。
針も換えてみましたが、大丈夫でした。
ただ、使った糸の種類は相変わらず ≪キングフィット≫ です。
糸調子がまた狂ってしまうのが怖くて糸の種類は換えられません。
以上、ふらっとろっくの戦い途中でした。
が、これでもダメなときの為に まだ戦いは続いております。