長~~い戦いの「ダックスの服でそで抜け改良中」のお話
こちらは【やよい君】。
おすまし顔で座っていますが、
こーんな感じのクネクネダンスが大好きです。
これが、やっかいなんです(汗)
前にもご紹介しましたが、
こうなってしまいます。これが、ダックス特有のそで抜け。
最近は脱線して、色々な犬種の犬服を作りながら 逆に楽しんじゃっています。
なんだかなぁ・・・です。
そして今回も出来ました!
題名を換えて
【結論!新作を作ったけどまたダックスのそでが抜けちゃった】です。
春はニットで寒暖差の対策
今回使う生地は、毛糸で編んだようなニット生地です。
初春は気候の変化が意外と激しいです。
春の嵐や、初夏をおもわせる気候、または突然の雪模様・・・と。
そんなとき犬は人間のように「今日は散歩時間には暑くなりそうだからこれにしよっかなぁー」なんてできません。
やっぱり飼い主さん頼りです。
春の犬服は必ず裏地を使う
そして、通気の良いニット生地には裏地の使用は必須です。
1枚だとスカスカと通気してしまい春とはいえ、気候によっては寒くなる場合があります。でも裏生地を使っていれば、程よく保温効果もあります。
もちろん、裏地で使う生地は静電気軽減メッシュなので “バチッ” と嫌な思いも軽減されます。
Yahoo!ショッピングで「帯電防止・吸汗速乾・ニットメッシュ生地」を検索
ほかにも、スルッとした触り心地が気持ちいい【ラピアローザ】という裏生地もあります。
もちろん帯電防止加工は施されています。
かわいいワンちゃんの為に、少し手間とお金がかかっても裏生地は使ってください。
もっと言うならば、
裏生地を使うだけで犬の激しい動きでも服のすべりが良いので、“犬服” と “犬の体毛” の摩擦も軽減されます。
次に【前胸部分の裏生地】です。
春とはいえ、時間帯によっては散歩中に気温が変化することもあります。
そこで、やっぱりこの時期は胸は冷やしてはいけません。
胸の中には、心臓や大事な臓器がたくさん詰まっています。
とくにダックスは地面から近いので気を付けるところです。
なので前胸の裏地は、メッシュではなく薄めのフリース生地を合わせます。(↓写真は今回のとは違うモデルです)
これも、もちろんアンチピリング加工のフリースが良いです。
(アンチピリングの過去の記事は→こちらです)
Yahoo!ショッピングで「アンチピリング加工・フリース生地」を検索
そでの形状を筒型にしてみる
さて、問題のダックスのそで部分です。
今回は毛糸のようなニット生地なので、たくさんのヒダを入れて折りこんだりはしません。
これをやると肩の部分がふくらんで可愛いのですが、この手の生地は枚数が重なるとすぐゴワついてしまうんです。
なので、縫い目部分もあまり厚くならないように気を付けます。
犬が歩いたり走ったりした時にストレスにならないように。
せめて、肩部分に1折りだけ入れます。
そして、いい感じに出来ました
“おしり”が おもいっきり隠れるデザインでフレア風スカートすそを付けました。
どうでしょう? 少し大人びた感じになりました。
うんうん、いい感じですね。
前足も大丈夫!ちゃんと出ていますね。
ポケットに名前も入れて完成!
なーーーーんていうのは つかの間の喜びでした (汗)
ダックスの犬服そで抜け率100%
オーマイガっ!
“クネクネっ”と どこかで転がってきたのでしょうね、やよい君。
(↑こんな感じ)
そして、はるお君も・・・。
いつもの事ですので驚きませんが、2人(匹)同時の抜けは なんか感じ悪くないでしょうか・・・。
ではまた次回【ダックスのそで抜け改良中】までお待ちください。