今回はちょこっとだけの お裁縫です。
ワンちゃんのお散歩用の伸縮リードの巻き込まない部分のヒモ補修です。
持ち手も割れて ずいぶん年季が入っていますが、まだまだ使えます。
安全な散歩のために反射布を使おう
日が落ちてからでも、ワンちゃんとお散歩へ行くことがあるかと思います。
散歩のときに使う伸縮リード。
今は、リード自体にLEDが入っていて明かりが点くタイプもあります。
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でもそこまでハイテクではないけど、長く大事に使っている方もたくさんいます。
今回はそんな方々のための、プラス安全対策方法。
そしてこちらはお直しの依頼があったのですが、お直しというより追加をしましょう。
どうせ直すなら夕方のワンちゃんの散歩の時に、車のライトや街灯で反射するものを追加しようと思いました。
ワンちゃんと人間の安全のためです。
光るキーホルダーや光るワッペンにしようかな~とも思ったんです。
でもワンちゃんは、いつもの生活以外の 聞きなれない音にとても敏感です。
あのキーホルダーのカチャカチャ音や鈴など 犬は嫌いです。
ストレスになるといけないのでやめました。
そして、探した結果3Mの【スコッチライト 反射布8910B】にたどりつきました。
このスコッチライトは、表面に細かいガラスビーズをコーティングした再帰性反射布です。
と説明書きがあります。
この聞きなれない再帰性反射布とは、普通の反射と違って
光がどんな方向から当たっても、光源に向かってそのまま反射するように工学的に工夫した反射方法だそうです。
簡単にいうと、どこからだろうと反射してやるぜ!に近いと思います。
品番は、まず標準の【スコッチライト8910】というのがあります。
それを斜め (バイアス) にカットしたテープ状のもので、【スコッチライト8910B】があります。
品番のBは、バイアス (斜めの意味) のBが付いていると思われます。
(すいません確認はしていませんが・・・多分です。)
品番にBがついている方は、バイアスなので少し伸縮性があって湾曲した部分に縫い付けられます。
購入するときは間違えないようにしましょう。
ねーさんは間違えそうになりましたので、念のために。
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19.1mm幅×63m、
12.7mm×63mの2種類があります。
スコッチライト8910Bのカットのこつ
お気に入りの反射布の紹介はこれぐらいにして、早速縫い付けていきます。
まず、19.1ミリ幅なのでリードのヒモの幅より広いです。
幅を合わせるため半分にカットしましょう。
そして、触ると分かるのですが 結構ツルッとサラっとしています。
このテープをそのまま置いてカットするのは、ツルッと動いてしまいとても難しいです。
なので、このように後で剥がしやすいマスキングテープなどで固定します。
次にロータリーカッターでカットします。
なぜロータリーカッターが良いかと言うと、刃が転がりながら切れるのでズレないです。
普通のカッターは引き切りなので、カット中に生地が引っ張られ、ついてきてしまい動きます。
イライラします。
ロータリーカッターは、コロコロとカットされるので刃で引っ張られません。
なのでロータリーカッターがいいと思います。
転がりながら切るのでスコッチライトが動きづらいです。
ちなみにロータリーカッターは手前に向けて転がして切るより、向こうへ押して切る方が力加減が楽で きれいに切れます。
お試しください。
こんな感じです。
そして、本当はリードの両面(裏表)に縫い付けようと思いました。
でもヒモの柔らかさが損なわれるのと、デザインや色が暗くなりそう?
プラス、元々のヒモのオレンジ部の面積も減っちゃうので片面だけにしました。
明るい色の方が、安全ですものね。
すべる生地はボンドを使う
早速、リードへ反射テープを縫い付けます。
そのとき、コツはボンドを使うと縫い付けやすいです。
2~3センチ間隔で布用ボンド(布ッチ!)をリードのオレンジ色のひもの方に塗りこみます。
つま楊枝を使うと指が汚れませんよ。
このあと反射テープを縫い付けるので、縫うライン(端っこ)にボンドが付かないようにします。
ボンドが付いた場所は、針が通りにくいからです。
ホント薄~く 小さく塗ります。
その上に反射布(スコッチライト)を置き、指で強めに押し付けてくっ付けます。
これをしばらく乾かしてから縫い付けます。
ここで、
3Mスコッチライト注意事項
縫う間隔は、2.5cmの間に12ステッチ以内と言っています。
ねーさんの結論は、ステッチ間隔は2.2にしました。
JUKI(HZL-FQ65)ミシンなら表示こんな感じです。↓
次に、フチから2mm以上開けて縫うとも言っています。
この「フチから2mm離してくれ」というのは、だいたい2ミリ位で縫っちゃいました。
針は、「テフロン印コーティング針をお奨めします」と言っていますが、いつもの14番・普通のオルガン針にしました。
唯一この針に、クローバーのシリコン剤を塗っています。
今回は、リードのヒモが厚めなので14番の針にしていますが、服にスコッチライトを縫い付けるなら11番の針で十分です。
次に「縫い方はロックステッチ法で縫うように」と言っていますが、ロックステッチ法・・・??
普通に縫っちゃいました。
普通でOKです。
特にフチ部分は、ほつれなそうに見えますし。
というか、ロックステッチ法って何でしょう?
ねーさんは無知で分かりませんので(―_―);
ロックミシンで縫うこと?
まいっか。
注意事項のまとめ
ここで、メーカーさんの注意事項がたくさんあって分かりづらいので自分なりにまとめます。
★カットは布用のロールカッター or 布用のはさみを使用
★縫うときに針が当たらない位置(中央)辺りに、ボンドを塗り何カ所か貼っておくと縫うときに楽
★針はいつものでOK。布の厚みに合わせた番手針にシリコン剤を塗ると、なお良いです
★ステッチ幅2.2
★フチから2mmくらい内側を縫うけど適当な間隔でOK
さて、出来上がりました。
いい感じ~
写真は撮れませんが、車側の人間から見るとすごい白く反射していました。
消防士さんのあれと同じですね。
ほんとうに反射がすごい!
良かった~安全が増えた。
リードを使用中の持っている本人には分からないようですが、
安心してください、ちゃんと反射していますから(^_^;)
これ、色んな部分に使えますね。
胴輪や犬服・バッグなど どんどん縫い付けていこうと思います。
スコッチライト自体は、洗濯もOKです。
一応、またまた注意事項が書いてありますがガーガーって洗わなければ平気な気もします。
個々の判断でお願いいたします。
【追記のおまけ】
やっぱりスコッチライトの暗闇の反射の写真がほしいため
「反射している写真をちょーだいなっ」と催促をしてしまいました。
もらった写真がこちら。
いくら「暗闇での光った安全な写真がほしい」
といっても、これはいかがなもんかと・・・(~_~;)
パワーアップしすぎです。
胴輪のヒモ写真でよいのに・・・明かりがいっぱい。
ちなみに、これはフラッシュリングといいます。
素材は柔らかく、点滅や点灯を切り替えられます。
人間のカバンやうでに掛けて使っても安全が増えます。
ただ正しい装着方法は、ワンちゃんの首に1個をかけてあげる事ですよ~、と伝えました。
気持ちはわかりますが・・・。
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結局、スコッチライトの反射具合は、ねーさんの見た光景の記憶だけとなりました。
すみません。