満開のさくら。
日本のすてきなお花。
桜を見ながらのお散歩や宴会も日本人の楽しみの一つでした。
しかし、2020年はこれができませんでした。
悪いウイルスを広げないためです。
でもきっとまた、満開の桜は見れるでしょう。
ねーさんの桜も満開です(^^♪
さて、本題です。
その昔、マスクは布でした。
繰り返し洗って使えるので、経済的です。
そしてこの布マスクは “もみ洗いを推奨” なんて言われています。
が、これがみんなダメなんだと思います。
“もみ洗い” って面倒だし、「ほんとかな?」なんでしょうね。
・・・・たしかに。
なので、“もみ洗い”ではなく
「洗濯機でグルんグルん洗っても大丈夫!」にしましょう。
だって近頃の洗剤は、抗菌効果をうたっているものも多いです。
また、とても清潔に綺麗に洗えますもの。
とうぜん生地の劣化はします。
でもそれを言ったらすべての物が いつかは劣化します。
洗いすぎて目が粗くなったら交換するか、あとは当て布やティッシュを使って調整しましょう。
この件は、後ほど(^^)
それから布マスクは、現在の使い捨てマスクが不足した場合にとても重宝します。
流行の風邪やインフルエンザ、新型コロナなどの原因のひとつ
“飛沫を直接浴びない”
“顔に手を直接触れない” の自身の予防に作ってみてはいかがでしょう。
そして、なにより他人へ飛沫を浴びせないためにも 布マスクを作って持ち歩きましょう。
マスクに向いている生地は?
基本マスク装着は、自分の菌や唾(つば)などを周囲の人へ移さないことが前提とされています。
また、他人からの菌や唾などを受けることの予防の意味でも装着します。
そしてマスクをすると息がしづらいので、できるだけ息が楽なものを探してしまいますよね。
そんな色んなことを深く考えていると何もできなくなります。
なので、まずは布の種類もあまり考えないで作って良いと私は思います。
ちなみに、ヘリクツで
「じゃぁ、ラミネート生地は?」
「ビニール製は?」
なんて言う方がいますが、
息ができなすぎでしょ!
と つっこみたくなります。
ということで、マスクに使う生地は
常識の範囲内の【生地】【布】で用意をしましょう。
まずは、リメイク。
たくさん頂いた保険屋さんのタオルで作ってみます。
ほかにも着なくなった古着やジャージ、パジャマ、使わないハンカチやスカーフなどでやってみましょう。
そして先ほども申しましたが、マスクは他人へ菌や唾を飛ばして移したり移されたりを防ぐためにあります。
プロが作る○○99%カット・・・などのものは到底できませんが、マスクが無いよりはマシです。
1・布を切る
まずは、ロックミシンが楽ちんです。
布を切りながらフチのほつれ部分を縫ってくれます(ベビーロック糸取物語 BL69WJ)
必要なサイズでできました。(たて20cm × よこ26cm)
Yahoo!ショッピングで「ベビーロックミシン糸取物語BL69WJ」を検索
2・折り曲げる
次に、上下を折ります。
その前に、忘れていました。
角から出ている糸を縛ります。
カットするだけでも良いですが、縛ったほうが洗濯などに耐えてほつれないです。
3・ヒダを折る
お好みで。
4・サイドを縫う
3センチのところに印(ライン)をつけます。
いつもの消えるペンが便利です。
5・ゴム部分を縫う
6・ゴムやヒモを通して完成
最後は、ゴムやヒモを通します。
現段階で、マスクゴムなどの買い占めがありなかなか手に入りません。
でも、パジャマのゴムやヘアゴムなど、なんでも良いので使ってみましょう。
今回の布マスクは、ゴムが見える部分が少ない大きさなので、ゴムのデザインや種類は気になりません。
できました。
東京海上日動バージョンのマスク(^_^;)
7・当て布部分
出来上がりましたが、今回はタオルで作ったので目が粗いです。
なので、当て布を使った方が良いと思います。
でも、なんだかガーゼや布類も手に入りにくくなっています。。
そんな時は、自宅にあるものを当て布替わりにしましょう~
よし、いい感じですね~。
布幅をワイドに取ったので、飛沫の危険部分が少なくなっていいですね。
顔が多めに守られます。
そして布マスクをお試し装着していたら、
やよい君が「誰?」って目で見ていました💦(↓やよい君)
環境によってマスクの当て布を変える
自作のマスクには当て布があったほうが良いと思います。
洗っても良いし、使い捨てでも清潔に使えます。
種類は、不織布・ガーゼ・ティッシュやキッチンペーパー・タオルなど。
そして自宅で一人、誰にも会わないのに一日中マスクを装着するのはおすすめしません。
マスクを一日中装着していると、肌あれを起こす方もいます。
マスクの中が蒸れてとっても肌に悪いんですね。
なので、必要以上に装着せずにたまに肌の換気もしてくださいね。
【自宅で使う場合の当て布】
~掃除時など埃(ほこり)を吸うことを予防する場合~
当て布はしなくても 布マスクだけで大丈夫です。
ハウスダストや埃(ほこり)の予防だけなら 布マスクだけで十分埃を吸わないように出来るからです。
それでももし当て布をするならば、荒い目のガーゼや麻の布で十分だと思います。
この種の生地なら 呼吸も楽にお掃除ができます。
~庭の手入れや土いじり~
マスクの内側へティッシュなど目の細かい物を当てた方が良いです。
ガーゼがあるなら、カットして4~5枚ほど当てると良いそうです。
土いじりでは、マスクをしないと命の危険があります。
危険とは、レジオネラ症という肺炎です。
レジオネラ症は、レジオネラ属菌による細菌感染症で肺炎の一種。
レジオネラ属菌が含まれているのは、堆肥や鉢植え用の培養土、自然界の土壌など。
発表によると、浮遊する微小な液体または固体の粒子を人が吸入し感染するそうです。 有効な抗菌薬治療がなされないと 致死率は60~70%に増加。 しかし、適切な治療がされれば致死率は7%程度という。 |
なので、細かい目の当て布は必要です。
プラス、必ず手洗いをしましょう。
【外出先で使う場合の当て布】
~通勤時、移動時など~
ガーゼなどの当て布は必ず付けましょう。
電車内などはかなり密着しますし、空気の質も良くないです。
よく耳にするのは、座席に座るより立っている方がまだマシという事。
多分、下は空気がよどむのだと思います。
また、おしゃべり中の人の唾(つば)なども飛散し降ってきます。
頭髪や衣服にも付きます。
電車やバスは出入口に立つと空気の流れがあるそうです。
歩きの移動時は、近くに人がいないならばマスクを外し綺麗な空気を吸いましょう。
お肌の換気にも良いです。
~会社内、勤め先などの建物内~
特に複数の人と正面での会話がない場合は、ガーゼやティッシュなどを当てればよいと思います。
たくさんの人と接触するならば、細かい目の当て布は必須です。
布マスクも、数回交換しても良いですね。
他におすすめは、USBでつなげる小型の扇風機。
夏だけでなく、秋も冬も室内の空気を循環させる意味で使いましょう。
斜め上に向けてそよそよ~っと。
卓上扇風機・自動首振り
マスクの正しい外し方
もう皆さんはご存じと思いますが、せっかくのマスクも布の部分を持って外すと 手に菌や唾などがついてしまいます。
その手を顔に付けてしまうと、台無しです。
マスクを外すときは、耳の後ろのゴム部を持って外します。
顔の前側ゴムではなく、耳の後ろあたり~耳上前にかけてのゴム部分です。
このゴム部分に菌や唾が付くことはなかなかないと思われます。
外した後は、念のため顔には手をやらず、手洗いうがいをするとよいです。
そのままお風呂に入ったら、完璧ですね。
《最後に》
これで、繰り返し使えるマスクが確保できました。
安心安心です。
今、皆さんのように布マスクを作ることは、とても思いやりのある対策だと思います。
経済的にも良いですし、リメイクで生地を使いマスクを作るので家庭のゴミ削減にもつながります。
最終的には医療関係の方や 優先的に必要な方へ使い捨てマスクが届きます。
その思いやりに感謝いたします。
日本のみなさま、本当にありがとうございます。
~The sun rises again ~
次回は、布と不織布を使ってマスクを作ります。
繰り返し使えます。↓
お楽しみに。
※更新しました(ぜひ →こちら)