車に脚立を積むことがある方におススメです。
脚立などを車で運ぶとき、カタカタ音が気になりませんか?
脚(あし)の部分にはカバーがありますが、他はむき出しです。
そして、気を付けているのにぶつけてしまったりしませんか?
そんなときの為に脚立全体にカバーをしました。
自宅の玄関に置いても大丈夫。
むき出しよりはカッコ悪くないですね。
ご家庭で使わなくなったバスタオルなどで作れます。捨てる前にぜひ作ってみてください。
捨てるのは汚れてからでも良いですよね。
【脚立カバー作製で必要なもの】
①いらなくなったタオル類、保温保冷シートなどクッションになるもの
または、クッション無しの1枚で作る場合は、②毛布やひざ掛けなど厚みのあるもの
今回は ①のタオル類で作ります。
脚立カバーの作り方
保温保冷シートとタオル(バスタオル)を用意します。
汚れて捨てようと思っていました。
次に保温保冷シートをカットします。サイズは脚立の天板がかぶるくらいが良いです。
それを開いたタオルの上にセットします。ちょうど天板が当たる位置で真ん中です。タオルは裏面を上にします。
保温保冷シートは【わた】の部分を下にしてタオルと合わせます。
これを縫い付けるのでクリップで仮止めします。
手縫いでもできますが、せっかくミシンがあるのでジグザグ縫いします。
使うミシンはJUKIのエクシードキルトスペシャル。
Yhoo!ショッピングで「JUKIエクシードキルトスペシャルHZL-F600JP」を検索
ジグザグ縫いに設定します。
今回のミシンの場合、使う押えはそのまま【A】です。
画面表示の下、ダイヤルで縫う幅(左)や送る幅(右)を変えられます。
今回はギザギザの幅は5.0ミリ(左)、送りの幅は2.4(右)にしました。
写真のように端っこをギザギザと縫います。
直線縫いでも良いですが、使っていくうちに保温保冷シートの【わた】がほつれて出てきます。
なので、できればギザギザ縫いを推奨します。
表面からの縫い目も目立ちませんね。
次はこれを半分に折ります。
保温保冷シートがある面(内側面)を外にします。
両端を縫い合わせます。
口の開いた部分の上から5センチ位は縫わないでください。あとでゴムを通す所を作りますので。
ここもギザギザで縫っちゃいましょう。
縫えました。
こんどはゴムを通すところを作ります。
こんな感じで周囲を折り、縫い付けます。
最後は【マチ】を作って【ゴムを通す】だけです。
【マチ】の作り方
保温保冷シートの部分をたたみます。
写真のようにとんがり三角になります。
三角のてっぺんから10センチ辺りを切ります。
こんな感じです。言葉では説明しづらいので写真で。
その切ったところをフチ処理で縫います。これはギザギザ縫いでも、裁ち目かがりでもどちらでもOKです。
最後はゴムを通して完成!
ゴムを通す
脚立下の部分の周囲サイズをとります。
実際ゴムを回して引っ張ってみて、丁度いい強さの所でカットします。
いつものヒモ通しで通していきます。
ヒモ通し
その時、反対側のゴムはクリップ等で止めておきます。せっかく通ったのに抜けてしまうのを防ぎます。
通ったら一応、両出口とも仮止めします。
ミシンの準備が出来たら、ゴムの端っこを重ねて縫い付けます。
実際、縫っても縛ってもどちらでも良いです。
縛る場合は、ゴムを少し長くカットしてください。
今回は小さな脚立ですっぽり納まります。しかし、大きな脚立でも意外といけますよ。
これで積んだ時に気になる脚立の音が解消されました!
それからちょっとそこら辺に立てかけても壁の当たりが気になりません。
使うときは、意外とカバーがスポッと抜けるので大した手間ではありませんよ。
ぜひお試しを。