こんにちは。
少し寒くなってきました。
皆様も 皆様のわんちゃんもお元気にしていますか?
わんちゃんやご主人様の安全のため、雪が降る前にスタッドレスタイヤに交換しましょう。
そして私の場合、N-ワゴン軽自動車です。
自分でやってみようと思って取説を開きました。
しかし、ホンダのタイヤ交換の説明書がまったく素人にはやさしくないです。
なので自分のためと、どこかの誰かの助けになればいいなと思って記録いたします。
ちなみにN-ワゴンでいうと、FF(前輪駆動)と4輪駆動があります。
今回FF(前輪駆動)でのご紹介になります。
ただ、方法は変わらないそうです。
また、軽自動車でも後輪駆動の車種もありますので、事前に確認して知っておいた方がいいです。
Nーワゴンのタイヤ交換
おすすめジャッキアップの道具
まず、ジャッキアップしてタイヤ交換をする時に使う工具は、純正でセットされています。
ただ市販されているジャッキアップの工具も、素人用からプロ仕様と種類がたくさんあるんです。
車高が低い車のためだとか、車高が高いとか、重い車のため・・・色々です。
お好みで選ぶとより良いと思います。
また、プロ用工具は作業性も安全面もとても良いそうです。
手慣れた方は、プロ仕様の自分にあった工具を使うと良いかと思います。
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しかし今回は、お出かけ中で何もない状態の設定なので、Nワゴンに付いている純正ジャッキセットで交換します。
純正ジャッキセットでタイヤ交換の方法
交換作業前の安全確認
●安全で平らな場所に止めましょう。
●ハンドルは真っ直ぐですか?
●ギヤは【P】になっていますか?
●サイドブレーキはOKですか?
●タイヤ止めをしましたか?
ひと手間!
さらに車が動いてしまわないように、タイヤ止めをします。
タイヤ止めは、持ち上げる場所の対角線上に置きます。
左の前を上げるときは、右の後ろに置きます。
でも突然のパンク時などは、持っていない事が多いです。
そんなときは、転がりにくい石や 滑りにくい衣類などをグルッと丸めて詰めてストッパー代わりにしてみます。
本当はプロのドライバーさんたちが使っている本物のタイヤ止めが良いです。
今回は無いので石にしました。
しかし、石も転がってしまわないような形の物を選びましょう!
・・・でもおすすめはしません。
※事故防止の為、タイヤ止めを使いましょう。
最近は 折り畳みでコンパクトなタイプのタイヤ止めもあります。注意してほしいのは、そのタイプはきちんとタイヤが止まらない場合があります。
やはりゴムできちっとしたタイプにしましょう。
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ジャッキセットの収納場所と取り出し
まずは、道具の準備をします。
さて、どこに収納されているの?
Nワゴンの場合は、車の後ろのトランク下です。
トランク(背面ドア)を開けて、黒いフタのような天板をどかすと 車を持ち上げるための道具が入っています。
これが、純正ジャッキセットです。
こんな感じです。
ちょっと埋まってしまっています。
これ、取り出せる?という収納方法です。
でも大丈夫、ヒモを手前に引っ張りながら後部座席のイスを前へ押します。
イスがスライドして前へいきます。
そして取り出すものは、
①ジャッキ(パンタグラフジャッキ)と ↓
②L字の工具(L型レンチ)と
③フック型補助工具(先が丸い工具)です。↓へぇ~。
すべてトランクにありましたね。
初めて開けました。
これを組み立てます。
・・・というほどの事はなかったですね;
次は、付けたいタイヤをそれぞれの位置(各タイヤのそば)へ置いて準備しておきます。
ナットもです。
(これは、スタッドレス用です)
**ちょっと余談ですが**
≪タイヤは収納袋を使ってすっきりと≫
私はタイヤを1本づつ収納袋に入れて、箇所の名前を書いて保管しています。
後輪ひだり、前輪ひだり など。
ナットも小さな袋が付いているので、無くなることもありません。
ディーラーさんでタイヤ交換の場合は、袋ごと積んでおくだけで理解してもらえます。
汚れ防止にもなるし、けっこう便利なのでおすすめですよ。
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余談でした。
さて、戻って続きです。
つぎは、車を上げる準備です。
Nワゴンのジャッキアップポイントはどこ?
まずは、車体にジャッキを当てても良い場所を確認します。
これを、ジャッキアップポイントといいます。
車のボディのどこでもいいわけではありません。
ボディが弱い所にジャッキを当てて上げてしまうと、車がゆがんだり 破損します。
これは、車種ごとに違います。
※まだ車は、上げません
安全のため、上げる前のジャッキを差し込む場所の確認をしましょう。
Nワゴンの場合、ジャッキアップのポイントは【前】はこの辺 ↓↓
説明書では、“強化されているところ(補強部)” と言うのですが
ジャッキアップポイント、分かりずらいし・・・(-“-)
ド素人の判断だと多分このことだと思います【前】↓
この矢印の間あたり、強化されている感じがあります。【前】↓
※後日確認したら正解だったので、ご安心を!
そして、【後ろ】はここ ↓↓
切れ込みがはっきりして、前より分かりやすいです。
そして、車体の切れ込みの所に、ジャッキのヘコんだ部分を当てます。
それでは、準備OKなので始めましょう!
ナットをゆるめる
まだ車は、上げません。
ただ、ジャッキはジャッキアップの場所へセットしておいてもOKです。
次に、車を持ち上げる前にL字の形の工具でナットを4本ゆるめておきます。
ここで注意です! ナットをゆるめるのは、今交換するそのタイヤ1個に対してです。 面倒だからと、はじめからタイヤ4個とも全部のナットをゆるめておいてはいけません。 危険です。 きちんとその都度やりましょう。 |
ナット1個につき、1周半くらい軽くゆるめる感じです。
なぜかというと、車が持ち上がった後では、タイヤ自体が回ってしまうので緩めることができないからです。
とても大事ですのでやっておきましょう。
そして1周半をゆるめようとするとき、始めはすごく固いと思うので体重をかけてみましょう。
そのときの注意は、工具のすっぽ抜け です。
“ズルっ” となると大ケガをしますので気をつけてくださいね。
“ちょっとづつ、ちょっとづつ” と、力を入れていきましょう。
外すときは、左回りです。
ペットボトルのキャップを開ける(ゆるめる)のと同じなので、覚えやすいですね。
※注意※ 工具がすっぽ抜けてケガをしないように!
車を持ち上げてみよう!
それでは、もう一度周囲の安全確認をしてジャッキアップを開始。
まずは【左の前】から交換します。
※この場合のタイヤ止めは、右後ろ(運転席の後ろ席)のタイヤです。
先ほどの、ジャッキアップポイントにジャッキを入れ込みます。
そしてひし形のジャッキは、車の下へ入れる前にある程度の高さまで伸ばしておいた方が良いようです。
そして、さっきの切れ込みに合わせます。(強化されているところです)
これをクルクル回してみると 持ち上がってきます。
タイヤが少し浮いたらストップです。
すごい勢いで空高くジャッキアップしなくて良いですよ、危ないですから。
高ければいいってもんでもないですので(^_^;)必要以上に高くすると、危険が増えます。
ナットを外す
ナットとは、ネジのフタのようなものです。
使うのは、L字の道具です。
画像では、なんだか勝手に違う工具を使っていますが、
今回は純正の「L字の工具」を使ってナットを外します。
このL字工具ですが現時点では、ジャッキアップでひし形に差し込んで使用中ですよね。
でも工具だけを引っこ抜いて平気ですので、使用できます。
ひし形はいじらずにそのままです。
緩んできたら、手でクルっと外しても大丈夫です。
※このL字の工具はジャッキをおろすときにまた使います。
1個をゆるめたら2個目をゆるめ、3個目をゆるめ、4個目をゆるめ。
少しづつ平等にゆるめて、最後に順番に外していくそうです。
そして、やっとタイヤが外れる状態になりました。
(タイヤは思っている以上に重いので、注意!)
スタッドレスタイヤをつける
用意してあったスタッドレスタイヤをはめます。
ここで、もう一度!
タイヤは思っている以上に重いので本当に注意してください。
そして、ホイールの穴の数は当然あっていると思います。
その穴を合わせてタイヤをはめます。
次に、スタッドレス用のナットを取り付けます。
ナットは手で締まるところまで、クルっと付けていきます。
このときの締める強さは、手で締まる限界手前くらいでOKです。
仕上げの締めは、車を少し下ろしてからになります。
(左)スタッドレスのナット (右)夏タイヤのナット
アルミホイールが違うとナットも違うんですね
ジャッキをおろす
ここで、ポイント的なことを教わりました。
すっかり、全部、という感じでジャッキをおろさない方が良いそうです。
タイヤが地面にかるく接地した・・・
くらいで、一度ジャッキを止めます。
ゆっくりと下ろして、地面にタイヤが少し付いたぞ!くらいだそうです。
なぜなら、すっかり下ろしてしまうと車の重みがそこにかかって、正しく付かないそうです。
タイヤが曲がったまま固定されたり、歪んだままナットを締めてしまうことになるんですって。
そして、この状態でナットを本締めします。
(まだタイヤは、かるく接地している状態です。)
右回りが締まる方向です。
ペットボトルのキャップを締めるのと同じです。
ちなみに締めるのはこんな順番です。↓
2、3回に分けて締めていきます。
しっかり締めて
その後やっと、車を100%下ろせます。
ジャッキを取り外し、
一応もう一度 本締めの確認をします。
そして、付きました。
これを4本やって完了です。
お疲れ様でした!
結構な、重労働です(^_^;)
やっぱりプロにまかせよう~と実感しました。
ただ、タイヤ交換の方法を知っているだけでも良いと思います。
1人ぼっちで、山奥でパンクしたり・・・なんて起こるかもしれませんからね。
【プラス安全対策】
車体の落下時のケガ防止
黄色い丸のあたり(下面)に、タイヤを入れ込み 置いておきましょう。
今回やっていませんでした。
そこにタイヤを置くことによって、万が一 車が落ちたときに
ケガや、車の破損だったりを多少防げると思います。
おまけ★
タイヤの製造年はいつだろう?
タイヤ交換のときに
「そういえば、このタイヤってまだ使えるのかな~」
なんて思ったことありませんか?
結構タイヤの溝(ヤマ)が残っていても、ゴム自体が経年劣化でひび割れてダメだったりすることがあります。
こんなタイヤは、走っている最中にバーストしたりしますので、とっても危険です。
だから、知っておきましょう!
タイヤの側面を見てみると数字があります。
タイヤの製造年週のみかたは今回の場合、
2714です。
27=その年の27週目、
14=2014年。
まとめると、2014年に入って、27週目の製造です・・・ということです。
27週目だから・・・7月頃ってことかな?
そんな感じなので、タイヤの溝(ヤマ)がいっぱいあってもこの年数があまり古くなっていたら買い換えたほうが安全です。
車屋さんは、長くても5~6年くらいかな~って言っていました。
でも使用頻度や環境で違うので、ガソリンスタンドに寄った時に聞いてみても良いですね。
わたしは大変お勉強になりました。
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結局、やってもらっちゃいました
最後、綺麗に洗ってもらっちゃってサンキューです。
関係者のみなさま、ありがとうございました。
2度と自分でやってみようとは言いません・・・。
byはるお君